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#linxs 10年後のLINXSを考えてみる
JUGEMテーマ:演劇・舞台
  大阪、いや、関西かな?東京も巻き込んでるか。ちょっとした事件が起こっている。

LINXS」である。仕掛け人は石田1967(ナインティーンシックスティセブン)(ツイッターアカウント@LINXS1967)さん(以下石田さん)である。

 この人、ただの演劇ファンである。観劇オンリー。役者でもないし、芝居を観てただけの人。その人が手がけた一大演劇フェスティバル。それが「LINXS」である。

 これは、一つの舞台に、持ち時間30分で4〜5劇団位に芝居をしてもらう、観客には二度、いや4度も五度も美味しい、というもの。マ〇ドのバリューセットみたいなもの(違うか)

 私は、これをすごい企画だと思った。はっきりいって、この企画のおかげで、知らなかった劇団、面白い劇団がこんなにあるのか、と気付かされた。小劇場ファンにとっては、とてもありがたい企画なのである。

それどころじゃない。この企画は、はっきりいって、「関西小演劇界中興の企画」なのです。

 例として、大阪で旗揚げをする。大体5人くらいで演出、役者という劇団を。出演者にはそれぞれチケットノルマが課せられる。当然だ。お客さんがこないと始まらない。

 はじめる。旗揚げなので、大体チケットノルマさばける。150枚、としようか。まぁ、大丈夫。

で、第二回公演。前回150人来た。今度もそれくらいは見込めるだろう。

はじめる。ところが、全くチケットが売れない。100割る。

 三回公演。やっぱり100割る。劇団運営費が足りない。解散。

・・・だいたい、僕が全身つっこんでた時代はこんな流れでした。とにかく「200超え」がすごく難しい。旗揚げは、いわば「ご祝儀」として、友達も観に来てくれる。でも、二回目は難しい。芝居の内容が・・・という意味で。ここでズバーン!と伸びれば、後は500まで一直線なのですが、それが出来ない。

 だがしかし、しかしである。この「200超え」を、新人劇団でも出来るようになってる。「LINXS」に出演できると。なぜか。

 新人でも、劇団同士の「縦のつながり(先輩劇団)横のつながり(今まで名前は知ってても、というやつ)」が出来て、お互いが「観劇し合う」状態になる。

 これは画期的なシステム。芝居、小劇場は、どんなに低く見積もっても、35万はかかる。舞台における人件費(照明、音響、舞台監督特に)会場費、雑費、稽古場代、衣装などなど・・・

一枚2千として175枚チケットはさばかなければならない。元取るには。実際には150弱でいい。毎月の劇団員による「団費」があるから。当然、「純利益」は出ない。どうしても出ない。新人劇団で、3千は、ちょっとありえない。やっぱり2000弱が妥当。

この「150」という数字を、あっさり更新できるようになった。それが「LINXS事件」なのである(勝手に僕が命名)

こちらの記事」でディスった劇団が、思ったより早く復活公演を果たしていました。残念な事に、270強集めないと解散!と言ってましたけど、どうやら200オーバーはしたっぽい。だから被害(借金)が少なかったんだと思う。これも「LINXS」つながりのおかげと僕は考えている。

 石田さんという「針」が「LINXS」という「糸」で小劇場界を縫い合わせた、という事。これのおかげで、息を吹き返せた劇団、たくさんあると思う。もちろん、石田さんの「オメガネ」に叶った劇団だけだし、石田さんの好みでしか選んでないのも否定できないだろう。

 話ずれて、個人的に、もっとすごい、面白い劇団がまだ出てくれてないのは、劇団の方針やスケジュールの問題もあるのだろう。個人的に推薦したいところはある

 閑話休題

 本来なら、3年くらいで100万くらいの借金背負う(今はフリーターなら出来ないけどね。借金規制で。30万までかな?)ハメを回避でき、しかも「芝居を続けれる」!なんとすばらしい!なんて救世主、ジーザスクライスト!

 が、僕はここから、一歩想像を進める。

じゃあ、石田さん、「LINXS」がなくなったらどうなるんだ?と。

 想像するに忍びない。あっという間に崩壊する。消滅してからの新人劇団は特に。

 「LINXS」はすごい。石田さんはすごい。僕がどう見積もっても、この企画、

絶対黒字でてない

 石田さんのポケットマネーを、言っちゃ悪いが「ドブに捨ててる」のだ。

石田さんが楽しいから。石田さんがそうしたいから。なんて奇特な人なんだろう。マザーテレサと同等である。

 だからこそ、消失した時の事を考えると、僕は恐ろしい。そして、この徳の高い事をしてる石田さんをもっと評価すべきだと思う。もっと恩を感じるべきだと思う。

 今回はここ。これが重要。「もっと石田さんの恩義に報いて欲しい」

 どうすべきか、それは是非頭にとどめて、考えて欲しい。今まで、石田さんがいなくなった事、これだけ尽くしてくれてること、よく考えて欲しい。

ぶっちゃけ、LINXSの制作費を公開したら、すごく解ってもらえると思う。でも多分、そんな事してないだろうし、しないだろう。石田さんの趣味でやってる事なんだから。

 だから、だからね。出演した劇団さんは、もっと石田さんに報いる事をして欲しい。今までより面白い芝居をする、じゃない。そんなのは劇団を立ち上げて、参加してるなら当たり前の定義だ。責任だ。義務だ。そうじゃない、石田さんがせっかく繋いでくれた「LINXS」という糸を、これから、新しく演劇界に入ってくる新人達に、何年も、10年たっても恩恵受けれるように残すにはどうするか、それを頭の片隅にでも入れて欲しい。

 答えが出ないかも知れない。答えが出る前に、LINXSが消えてしまうかも知れない。でも考えて欲しい。

 ちなみに、僕は思いついてる事はある。でも僕はLINXSに関わってない部外者だ。僕が述べることではないと思う。(出演もちょっと。方向が違う気がするし、正直自分のレベルが・苦笑)

 そうする事が、石田さん、「LINXS」に報いる最大の功労だと、僕は思う。それが、これからの小劇場の歴史に繋がると思う。

 有名に、売れた今までの役者達、演出、劇団じゃない。石田さんのためにだ。前述の人達が、関西小劇場のために何かしてくれたか?みんな東京で喰えるようになって、見向きもしてくれないじゃないか。あんな薄情どもに頭を下げるべきではない。目指して、超えようと思うのはいいけど。

 今の小劇場会を支えてくれてるのは、20年以上やってえらそばって一つの劇場をつぶした人達じゃない。

石田さんだ。LINXSだ。

 だから、だから、もう少し考えて欲しい。大嫌いで、本当に関わりたくないし、二度と振り返りたくも戻りたくもない関西小劇場だけど、石田さんのような奇特な人がいて、彼が喜んでくれる小劇場界なら、僕も嬉しい。

 是非、小劇場の人は、考えて、考え続けて欲しい。
author:きんぴら, category:表現者達, 02:41
comments(1), trackbacks(0), pookmark
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Comment
 で、この奇特な石田さんをどう考えても足蹴にする参加劇団の主宰がいる。

 正直、ここまで頭に来た事はないと思う。小劇場関連で。

今は背後関係を洗ってる(てか、礼儀の順番をしてる)

 それの動きを今後はしようと思う。ツイッターがそれかな。

@kinpirahiroshi2

よかったらフォローしてください。直接知ってる人しかリフォローしないけど。
きんぴら, 2012/03/17 2:46 AM









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